世界観「銀月の王国・ルナリス」に基づく世界地図の設定です。
この世界は「永遠の黄昏」に包まれており、空に浮かぶ二つの月(銀月と緋月)の光が届く範囲が、人類の生存圏となっています。地図は、光の中心点から同心円状に広がる構造をしています。
世界地図:黄昏の世界ルナリス(The Twilight Realm of Lunaris)
地図の構造:光のグラデーション
ルナリスの大陸は、巨大な一つの島のような形状をしています。
中心部は二つの月の光が最も強く差し込む「聖域」であり、外側に行くにつれて光が弱まり、影が濃くなっていきます。最果ては「常闇の深淵」と呼ばれる、完全に光が届かない領域に囲まれています。
Ⅰ. 中央聖域(The Central Sanctum)
銀月と緋月が最も美しく重なり合う、世界の中心。光の魔力が満ち溢れ、最も安全で繁栄している地域。
1. 聖都セレネ(Holy City Selene)
- 概要: 銀月の真下に位置する、ルナリス王国の首都。白亜の巨塔が立ち並び、世界最大の結界魔導器「月詠みの塔」が存在する。
- 特徴: 騎士団総本部と魔術師ギルドの中枢があり、世界の統治と防衛の要。常に穏やかな銀色の光に包まれている。
- 文化: 格式高い儀式や学問の中心地。ここでは「祭り」は洗練された宮廷舞踏の形をとる。
2. 双月の湖(Lake of Twin Moons)
- 概要: 聖都の南に広がる巨大な湖。水面が鏡のように静止しており、空の二つの月を完璧に映し出している。
- 特徴: 湖畔は「映し身の都ルミナ・アクア」と呼ばれる水の都。芸術家や吟遊詩人が集まり、水面に映る月を見てインスピレーションを得る。
Ⅱ. 東方:緋色の領域(The Crimson Domain)
緋の月(攻撃的な魔力の源)の影響を強く受ける地域。岩肌が赤く染まり、情熱的で荒々しい文化が根付いている。
3. 城塞都市イグニス(Ignis Citadel)
- 概要: 活火山の中腹に築かれた、鉄と炎の都市。緋月魔法(破壊の魔法)の研究が盛ん。
- 特徴: 対「影」用の魔導兵器や武具の生産拠点。住民は気性が荒いが、仲間思いで情に厚い。彼らの祭りは、松明を振り回す激しい火祭りである。
Ⅲ. 西方:黄昏の辺境(The Twilight Frontier)
光が弱まり始める地域。広大な森と田園風景が広がるが、夜(影の活性化)への警戒が常に必要な場所。
4. 祈りの村々(Villages of Prayer)
- アステラ村(Astella): プレイヤーが最初に訪れる場所であり、踊り子エレナと魔法使いアラリックの故郷。伝統的な「月光祭」を最も大切に守り続けている、素朴で美しい村。
- 特徴: この地域の村々は、定期的な祭りと踊り子の舞によって結界を維持しなければ、影に飲み込まれてしまう危ういバランスの上にある。
5. 静寂の古森(Forest of Silence)
- 概要: アステラ村の近くに広がる、深く暗い森。通常の植物は育たず、発光する苔やキノコがぼんやりと道を照らす幻想的な場所。
- 特徴: 影の領域に近く、怪異が発生しやすい危険地帯。「歌う影(アラリック)」が彷徨っているとされるのもこの森の深部である。
Ⅳ. 最果て:影の境界線(The Shadow Boundary)
大陸の縁。ここから先は生物が生存できない領域。
6. 常闇の深淵(Abyss of Eternal Night / Noxis-Vorago)
- 概要: 大陸を取り囲む、底知れぬ巨大な断崖絶壁と、その先に広がる暗黒の海。
- 特徴: 月の光が一切届かない場所。「影の怪異」たちの発生源であり、「常闇の王」が封印されているとされる場所。皆既月食が近づくにつれ、この深淵から這い出る影の濃度が増している。
7. 星見の廃塔(Ruined Star-Watcher's Tower)
- 概要: 北の最果て、凍てつく荒野に建つ古代の遺跡。
- 特徴: かつて古代人が天体を観測し、皆既月食を予言した場所。現在は放棄され、強力な影の魔物が巣食うダンジョンとなっている。失われた「伝説の祭囃子の楽譜」の一部が眠っているかもしれない。
